ノーザンファームしがらきから帰厩したフラガラッハ(取材・写真:井内利彰)
もはや馬券検討には欠かせない要素となった“ノーザンファームしがらき”など近郊牧場からのトレセン入厩情報。競馬専門紙・スポーツ新聞では、なかなか取り上げられていない近郊牧場からのトレセン入厩情報を、netkeiba.comではノーザンファームしがらき組を中心にレポートします。文末には、先週ノーザンファームしがらきから栗東へ入厩した馬の一覧を掲載しています。(取材・写真:井内利彰)
秋のG1戦線を目指す馬なども続々と栗東へ帰厩しているが、今年のダービー馬ディープブリランテ(栗東・矢作芳人厩舎)が9月27日にノーザンファームしがらき(滋賀県)から帰厩。次走は菊花賞か、天皇賞秋か、目指すレースに注目が集まる。
トゥザグローリー(栗東・池江泰寿厩舎)はノーザンファーム天栄(福島県)から9月30日に帰厩。同日に今年のフェブラリーS優勝馬テスタマッタがノーザンファーム(早来町)から帰厩している。
今週ピックアップしたのは9月30日にノーザンファームしがらきから帰厩したフラガラッハ(栗東・松永幹夫厩舎)。中京記念1着後の放牧に出されてからの様子、そしてこの秋の予定を管理する松永幹夫調教師に話を伺った。
―中京記念後は関屋記念出走の報道もありましたが、この夏場は全休。疲れなどがあったんでしょうか?
「いえ、レース後の疲れはなかったですよ。中京記念後は関屋記念を視野に入れて、ノーザンFしがらきへ放牧に出したんですよ。ただ酷暑だったこと、そしてフラガラッハ自身が夏場のレース経験が少なかったことを考慮して、関屋記念は自重しました」
―帰ってきてからの印象はいかがですか?
「しがらきでも緩めずに調整してもらっていたので、すぐにでも動けるような状態、いい感じで帰ってきてくれました。今週くらいから坂路で馬なりの4F55秒くらいの追い切りはやっていくつもりです。レースは次走が富士S、その後はマイルCSを予定しています」
なお先週、ノーザンファームしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。お気に入り馬登録(メモ機能あり)で馬券検討にご活用ください。
9月25日
グランドチャペル
ダノンプログラマー
ブラックユニバンス
マンハッタンコード
リルダヴァル
9月26日
ヴェルメリオ
エアラフォン
グリューネワルト
クロカミノオトメ
ダノンマックイン
母ディメンティカタ
母ブリアンダ
9月27日
アドマイヤラクティ
ウインドストリーム
オークヒルパーク
ディオネー
ディープブリランテ
ルナレガーロ
母ハンドレッドスコア
9月28日
アドマイヤスワット
グリッターウイング
ジェントルマン
マジッククレスト
9月29日
ダノンフィーバー
レッドルーラー
9月30日
サトノノブレス
フラガラッハ
フランベルジェ