5日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の6番人気シルクタイガー(牡2、栗東・昆貢厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、内を突いた1番人気センカクをアタマ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分35秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気トップガンジョーが入った。
勝ったシルクタイガーは、父エルコンドルパサー、母が91、92年ナッソーS(英G2)など重賞9勝を挙げたルビータイガー(その父Ahonoora)という血統で、牝系はアドマイヤコジーン(牡8、父Cozzene、安田記念-G1)と同じになる。8月14日のデビュー戦(新潟・芝1600m)は、シンボリコジーンの6着に敗れていた。通算成績は2戦1勝。
小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、池添謙一騎手騎乗の3番人気ダンツタイガー(牡2、栗東・山内研二厩舎)が、中団から徐々に進出し直線早めに先頭に立つと、後方から追い込んだ1番人気ツルマルダンスオーに1.1/2馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分48秒7(良)のレコード。さらにハナ差の3着には先行していた5番人気エムティーエアーが入った。
勝ったダンツタイガーは、父スペシャルウィーク、母ハシノダーリア(その父リヴリア)という血統。牝系はメリーナイス(日本ダービー-G1)、シルクジャスティス(牡10、父ブライアンズタイム、有馬記念-G1)と同じ一族。スペシャルウィーク産駒は、テイエムカミガカリ、インティライミ、スムースバリトン、コマノハイに続き、今年の2歳戦5頭目の勝ち上がり。ダンツタイガーは、8月22日のデビュー戦(小倉・芝1800m)はトウカイトリックから0.2秒差の2着に敗れていた。通算成績は2戦1勝。