5日、札幌競馬場で行われた3R・2歳新馬(芝1200m)は、横山典弘騎手騎乗の3番人気ハンマークラヴィア(牡2、美浦・後藤由之厩舎)が、中団の内々で脚を溜め直線外に持ち出すと、スタートで出遅れながら直線では先に抜け出した1番人気ホーマンテキーラを1.1/2馬身差し切った。勝ちタイムは1分10秒0(良)。さらに2馬身差の3着は2番手追走の5番人気コイセヨオトメが入り、2番人気オープンエアーは7着に敗れた。
勝ったハンマークラヴィアは、父エリシオ、母ベルクラシック(その父A.P.Indy)という血統で、近親に00年AJCC、アルゼンチン共和国杯(共にG2)を制したマチカネキンノホシ(牡8、父Seattle Slew)、87年ケンタッキーダービー(米G1)馬Alysheba(牡20、父Alydar)がいる。エリシオ産駒は、ベストマインド(牡2、栗東・山内研二厩舎)に続き、今年の2歳戦2頭目の勝ち上がり。