14日、高知競馬場で行われた第16回黒潮菊花賞(3歳・ダ1900m・1着27万円)は、道中3番手を追走した西川敏弘騎手騎乗の2番人気ヒロカミヒメ(高知)が3コーナー手前で先頭に並びかけると、連れて中団から追い上げてきた4番人気ケイズイーグル(高知)との長く激しいマッチレースに。最後はヒロカミヒメが、ケイズイーグルにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分6秒4(重)。
さらに大差離れた3着に、圧倒的1番人気で高知三冠が懸っていたドンスキマー(高知)。なお、3番人気ユキノベアハートは4着に敗れている。
勝ったヒロカミヒメは、父ゴールドヘイロー、母フジミパルテノン、その父サクラユタカオーという血統。5月の黒潮皐月賞(高知)は3着、6月の高知優駿(高知)は2着とドンスキマーに後れをとっていたが、黒潮菊花賞で最後の一冠を奪取。自身通算15勝目は、11年金の鞍賞以来となる久々2度目の重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヒロカミヒメ(牝3)
父:ゴールドヘイロー
母:フジミパルテノン
母父:サクラユタカオー
厩舎:高知・大関吉明
通算成績:23戦15勝(重賞2勝)