京都11Rの第55回スワンステークス(GII、3歳上、芝1400m)は3番人気グランプリボス(内田博幸騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分20秒5(良)。1馬身1/4差2着に6番人気テイエムオオタカ、さらにハナ差で3着に7番人気アドマイヤセプターが入った。
グランプリボスは栗東・矢作芳人厩舎の4歳牡馬で、父サクラバクシンオー、母ロージーミスト(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は17戦5勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 グランプリボス(内田博騎手)
「今日はチャンスは十分にあると思っていました。1800mの前走で、松岡騎手がうまくハミを抜いてレースをしてくれましたから、今日も掛からずに済みました。馬体重が増えていましたが、爆発力があるので減りすぎるよりはいいと思っていました。前に乗った安田記念はあと一歩で、ほぼ勝ち負けの内容。今日はこれくらいは走ってくれると思っていました。最後も馬込みを捌いて、直線も本当に力強く伸びてくれました」
2着 テイエムオオタカ(石栗龍彦調教師)
「ズブくなっているのかな…? 最初の2ハロンは追っつけ追っつけでしたね。以前のようにガツーンと来ませんね。ただ1400mでこれだけのレースをしたことで幅は広がりました。賞金も加算出来ましたし、次は京阪杯になると思います」
3着 アドマイヤセプター(福永騎手)
「得意でない右回りで、メンバーも強化されましたが、それでも上位争いしてくれました。上手に走れば重賞を勝てる馬だと思いますから、課題はありますが、楽しみです」
4着 ダノンシャーク(浜中騎手)
「スタートはいつも通り、内の馬が前に行ってくれてレースはスムースでした。でも今回の相手はこの距離のスペシャリスト達ですからね。その差があると思います。ただ、この馬としては内容は悪くありません」
6着 ショウリュウムーン(小牧騎手)
「太かったですね。それがなかったらもっと走れます。能力がありますね」
7着 カネトシディオス(和田騎手)
「決め手は通用します。終いだけでも届くかと思ったくらいです」
9着 レオアクティブ(横山典騎手)
「本当に頑張りました。いい経験になりました」
10着 エーシンホワイティ(松山騎手)
「ロスなく競馬が出来ましたが、流れがスローでした」
提供:ラジオNIKKEI