12日、阪神競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、武幸四郎騎手騎乗の5番人気デンコウタービン(牡2、栗東・鶴留明雄厩舎)が3角でハナに立つと、9番人気エポックジンクの追撃をアタマ差凌ぎ優勝した。勝ちタイム1分37秒8(良)。さらにハナ差の3着に中団から伸びた7番人気フミノマイヒメが入った。
勝ったデンコウタービンは、父が新種牡馬のキングヘイロー、母ウルトラシートゥ(その父Gulch)という血統。祖母の全兄にエースインザレース(牡4、栗東・鮫島一歩厩舎、兵庫ジュニアグランプリ-交流G3)などを輩出しているディアブロ(牡17、父Devil's Bag)がいる。デンコウタービンは、7月11日のデビュー戦(阪神・芝1600m)はアドマイヤフジ(牡2、栗東・橋田満厩舎)から0.8秒差の6着、8月21日の2歳未勝利(小倉・芝1800m)では0.3秒差の7着に敗れており、3戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は3戦1勝。キングヘイロー産駒は同日行われた札幌1R・2歳未勝利を勝ったニシノドコマデモ(牡2、美浦・萱野浩二厩舎)に続き5勝目。