ゲート試験に合格したトゥザグローリーの全妹トゥザレジェンド(撮影:井内利彰)
全兄に2012年日経新春杯など重賞5勝を挙げているトゥザグローリーがいるトゥザレジェンド(栗東・池江泰寿厩舎)が10月31日のゲート試験に無事合格。デビューへ向けて、まずは第一関門を突破。今後の調整に注目したいところだが、先週のゲート試験ではその関門を突破するのに苦労する馬が続出。
正確に表現すれば「苦労する」ではなく「苦労させられた」だろう。先週の同ニュースでトゥザレジェンドと一緒に来週は合格するだろうと名前を挙げていたのがローゼンガルテン(栗東・橋口弘次郎厩舎)。11月2日に受験したが、その動きは合格した他馬と比べても明らかに合格レベルに達しているように見えた。それが不合格なのだから、これまで2回の受験で不合格だったことが、合格ラインの基準を上げてしまっているのだろうか。
ちなみに先週のゲート試験は10月31日が21頭中12頭(合格率57%)、11月1日が22頭中16頭(合格率73%)、11月2日が37頭中18頭(合格率49%)が合格という結果。特に2日、金曜日の試験の合格基準が厳しいのではないかと思える数字。明確な合格基準が示されないかぎり、今後も日によって合格率が大きく変動する状況に変化はないだろう。
なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
10月31日
アンシャックルド
オーネットサクセス
オーミクーザ
ケイアイヴァーゲ
ディレクター
トゥザルミナス
トゥザレジェンド
バトルアンコール
ヒシアメジスト
ラストインパクト
ワイドバッカス
母Fiscal Year
11月1日
アティトラン
エイユーシャトル
エーシンマイェスタ
エーティーダンガン
サンライズウェイ
スズカルミナリー
セイウンヒマワリ
ダノンチャコ
デンコウアカツキ
トウケイアメジスト
トミケンホッパス
マノングラス
メイショウミヤジマ
ラスカルクィーン
レッドヴィヴィアン
ロングサリア
11月2日
アイファープラチナ
コウエイチャレンジ
サトノアビリティ
シシリアンキング
シャトーブランシュ
ステイウェル
スピードサンダー
タイキマーシャ
ダノンイルーシヴ
ツヤマル
トウシンヴィーナス
トライアンフバイオ
ヒリアリエル
ブルーポリウッド
ヤマイチフォルーテ
リバーフルパワー
レッドムーヴ
ワンダーテルヌーラ
母ダンツプリンセス