最後の直線で大外から脚を伸ばしたベステゲシェンクが差し切って新馬勝ち/東京新馬(撮影:下野雄規)
11日、東京競馬場で行われた5R・メイクデビュー東京(2歳新馬・芝1600m)は、道中中団の外目で脚を溜めていた北村宏司騎手騎乗の2番人気ベステゲシェンク(牡2、美浦・古賀慎明厩舎)が直線向いて大外から前の集団に並びかけてくると、ゴール前で先に抜け出しを図った1番人気バロンドゥフォール(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)を捕らえて差し切り、最後は1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分38秒5(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着争いは3頭並んでの接戦となり、好枠利して最内から追い上げた8番人気ジャストザオネスト(牡2、美浦・小笠倫弘厩舎)が先着。なお、3番人気カウウェラ(牡2、美浦・戸田博文厩舎)はこの争いの後ろ、6着に敗れている。
勝ったベステゲシェンクは、父ディープインパクト、母スーヴェニアギフト、その父Souvenir Copyという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆ベステゲシェンク(牡2)
騎手:北村宏司
厩舎:美浦・古賀慎明
父:ディープインパクト
母:スーヴェニアギフト
母父:Souvenir Copy
馬主:吉田勝己
生産者:ノーザンファーム
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