18日、中山競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、幸英明騎手騎乗の6番人気カネサマンゲツ(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)が、好スタートから先頭に立ち3角過ぎで一旦2番手に控えたが、先に抜け出した3番人気コクサイトップラヴをアタマ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分49秒7(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には1番人気のセンカクが入った。
勝ったカネサマンゲツは、父マーベラスサンデー、母ウノ(その父Cox's Ridge)という血統。近親には91年小倉3歳S(G3)を制したジンクタモンオー(牡15、父Cormorant)がいる。牝系は01年函館スプリントC、01年アイビスサマーダッシュ(共にG3)などを制したメジロダーリング(牝8、父Green Desert)と同じ一族になる。8月29日のデビュー戦(新潟・芝1800m)は、コスモオースティンの6着に敗れていた。通算成績は2戦1勝。マーベラスサンデー産駒は今年のJRA2歳戦初勝利となった。