19日、宇都宮競馬場で行われた穂の香賞(ダート2000m、1着賞金120万円)は、内田利雄騎手騎乗の2番人気ブリッジクリアー(牡5、宇都宮・室井康雄厩舎)が、好スタートから先頭に立つと好位追走から追い込んだ4番人気コウエイシャープをハナ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは2分13秒7(良)。さらに4馬身差の3着には5番人気サンエムグレンが入り、1番人気マルハチストライクは5着に敗れた。
勝ったブリッジクリアーは、父サクラチトセオー、母ベラミスキー(その父コリムスキー)という血統で、半姉に00年東京盃(交流G2)、01年TCK女王盃(交流G3)を制し、00年NAR年度代表馬に選ばれたベラミロード(牝8、父アレミロード)がいて、半弟には馬名が宇都宮競馬で一般公募されたレッドジャスパー(牡2・宇都宮・室井康雄厩舎)がいる。ブリッジクリアーは、15回目の重賞挑戦での初制覇となった。通算成績は45戦17勝(うちJRA4戦0勝)。鞍上の内田利雄騎手、管理する室井康雄調教師は同レースを01年、02年とアヘッドスキーで連覇しており、3回目の制覇となった。