20日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、松永幹夫騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)ホーマンテキーラ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)が3角から徐々に進出すると、先行した2番人気スギノウルフを直線で捕らえ3/4馬身差を付け快勝した。勝ちタイム1分11秒4(良)。さらにクビ差の3着に好位追走から粘った5番人気ウインファンタジアが入った。
勝ったホーマンテキーラは、父サクラバクシンオー、母ビバノンノ(その父Storm Bird)という血統。半兄に現1勝のアドマイヤジハード(牡5、栗東・松田博資厩舎、父フジキセキ)がいる。ホーマンテキーラは、5日のデビュー戦(札幌・芝1200m)では1番人気に支持されるも0.2秒差の2着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。サクラバクシンオー産駒は、今年のJRA2歳戦では6頭目の勝ち上がりとなった。
また、2R・2歳未勝利(芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ワールドアベニュー(牡2、美浦・奥平真治)が好スタートからハナを切ると、2番手で追走した1番人気デイフラッシュの追撃をクビ差抑え逃げ切り快勝した。勝ちタイムは1分52秒1(良)。さらに7馬身差の3着に好位追走していたマーベラスベガが入った。
勝ったワールドアベニューは、父が98年サンタアニタダービー(米G1)馬のIndian Charlie、母Miriams Jewel(その父Cozzene)という血統の外国産馬。父の産駒のJRA登録馬は、今年の関東オークス(交流G3)3着で現2勝ピュアブラウン(牝3、美浦・戸田博文厩舎)と現3勝エイシンコーリンガ(牡4、栗東・沖芳夫厩舎)がいる。ワールドアベニューは、4日のデビュー戦(札幌・芝1800m)で1番人気に支持されるも、アドマイヤメガミ(牝2、栗東・松田博資厩舎)から0.8秒差の2着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。