15日、阪神競馬場で行われた6R・メイクデビュー阪神(2歳新馬・ダ1400m)は、道中3番手を追走していた幸英明騎手騎乗の2番人気タマモベルモット(牡2、栗東・小原伊佐美厩舎)が手応えよく4コーナーを回って最後の直線へ。残り200m手前からは、明日16日が騎手としてのラストランとなる競馬学校の同期生、渡辺薫彦騎手を背に先に抜け出しを図った8番人気ワンダーテルヌーラ(牝2、栗東・佐藤正雄厩舎)との熱く激しい追い比べになり、残り50mで振り切ったタマモベルモットが、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒9(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に、ゴール前外から一気に伸びた和田竜二騎手騎乗の7番人気バンブーバッジョ(牡2、栗東・岩元市三厩舎)が入った。
なお、1番人気ブレイヴフィート(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)は4着、3番人気ミラフローレス(牝2、栗東・高野友和厩舎)は5着にそれぞれ敗れている。
勝ったタマモベルモットは、父ゼンノロブロイ、母チャームラブ、その父フレンチデピュティという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆タマモベルモット(牡2)
騎手:幸英明
厩舎:栗東・小原伊佐美
父:ゼンノロブロイ
母:チャームラブ
母父:フレンチデピュティ
馬主:タマモ
生産者:対馬正