22日、中山競馬場で行われた5R・メイクデビュー中山(2歳新馬・芝2000m)は、レース序盤は中団の6番手辺りを追走していたR.ムーア騎手騎乗の1番人気サトノテイオウ(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が4コーナーで外から楽に先頭に並びかけると直線向いて一気に抜け出し、後方追走からゴール前で外から追い上げた6番人気ヴェリタラブ(牝2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)の猛追をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分7秒9(稍重)。

　さらに1/2馬身差の3着に、2着馬の内から連れて脚を伸ばした4番人気トーセンハルカゼ(牡2、美浦・鈴木康弘厩舎)が入った。なお、3番人気グリード(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)は最後に交されて4着、2番人気ドラゴンロックス(牡2、美浦・田中剛厩舎)は6着にそれぞれ敗れている。

　勝ったサトノテイオウは、父キングカメハメハ、母アドマイヤフッキー、その父フジキセキという血統。叔父リアルインパクト(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は、2011年安田記念1着。

【勝ち馬プロフィール】
◆サトノテイオウ(牡2)
騎手：R.ムーア
厩舎：美浦・堀宣行
父：キングカメハメハ
母：アドマイヤフッキー
母父：フジキセキ
馬主：里見治
生産者：ノーザンファーム