10番人気の伏兵クレムリンエッグが岩手移籍後、初勝利を重賞で飾った/白嶺賞(写真提供:岩手県競馬組合)
22日、水沢競馬場で行われた第22回白嶺賞(3歳上・ダ1600m・1着賞金300万円)は、レース序盤は中団後方で進め、3〜4コーナーで一気に先頭まで上がってきた坂口裕一騎手騎乗の10番人気クレムリンエッグ(牡7、岩手・村上昌幸厩舎)が、直線でもしっかり脚を伸ばし、追いすがる2番人気コパノマユチャン(牝6、岩手・桜田勝男厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒5(不良)。
さらに3馬身差の3着に1番人気シャイニーハリアー(牡5、岩手・熊谷昇厩舎)が入った。なお、3番人気タケノトレジャー(牡9、岩手・佐々木由則厩舎)は7着に敗れている。
勝ったクレムリンエッグは、父Snow Ridge、母Eleni、その父Mythical Rulerという血統。今年10月にJRAから岩手に転入後5戦して未勝利だったが、重賞のここで初勝利を飾ることとなった。
【勝ち馬プロフィール】
◆クレムリンエッグ(牡7)
父:Snow Ridge
母:Eleni
母父:Mythical Ruler
厩舎:岩手・佐々木由則
通算成績:43戦4勝(JRA36戦3勝、重賞1勝)