2日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)ネヴァーピリオド(牝2、栗東・伊藤雄二厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、3番手追走から直線追い込んだ3番人気サクセスランの追撃をクビ差抑え逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1分10秒6(良)。さらに3/4馬身差の3着には後方待機の5番人気テイエムハナフブキが入った。
勝ったネヴァーピリオドは、父タイキシャトル、母フューチャハッピー(その父デインヒル)という血統。叔母が関屋記念(G3)など重賞3勝のオースミコスモ(牝5、栗東・中尾正厩舎、父フジキセキ)、伯父が神戸新聞杯(G2)を制したオースミブライト(牡8、栗東・中尾正厩舎、父ラストタイクーン)で、牝系は89年桜花賞(G1)を制したシャダイカグラ(牝18、父リアルシャダイ)と同じ一族になる。タイキシャトル産駒は、今年のJRA2歳戦7頭目の勝ち上がりとなった。