30日、大井競馬場で行われた第6回東京シンデレラマイル(3歳上・牝・ダ1600m・1着賞金1300万円)は、好スタートを決めて道中2番手からの追走となった真島大輔騎手騎乗の10番人気ミヤサンキューティ(牝4、大井・鈴木啓之厩舎)が、3〜4コーナーで楽に先頭に並びかけて最後の直線に向くとそのまま一気に抜け出し、好位追走からゴール前で差を詰めた2番人気サクラサクラサクラ(牝6、大井・森下淳平厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒8(不良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に、中団待機策からゴール前で追い込んだ3番人気マニエリスム(牝4、船橋・川島正行厩舎)が入った。なお、1番人気ライトレジーナ(牝6、大井・鷹見浩厩舎)は8着に敗れた。
勝ったミヤサンキューティは、父クロフネ、母イノセントニンフ、その父ヘクタープロテクターという血統。休養前は1200mで10戦7勝と好成績を挙げていたが、2走前の交流重賞スパーキングレディーC(5着)からマイル路線に進出。5か月ぶりの実戦となった今回は、10番人気の低評価をあっさりと覆す形での完勝となって距離の克服に大成功。2011年6月の優駿スプリント以来、2度目の重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ミヤサンキューティ(牝4)
父:クロフネ
母:イノセントニンフ
母父:ヘクタープロテクター
厩舎:大井・鈴木啓之
通算成績:13戦8勝(重賞1勝)