東京王冠賞馬アローウィナー、現役引退へ

2004年10月07日 22:07

 7日、00年東京王冠賞(南関東G1)を制したアローウィナー(牡7、美浦・戸田博文厩舎)が、2日に中山競馬場で行われた障害未勝利で右前浅屈腱不全断裂を発症し、現役を引退することになった。今後については未定。

 アローウィナーは、父ホワイトストーン、母トウコウロマン(その父プレストウコウ)という血統で、半兄には96年新潟3歳S(G3)4着など、JRAで4勝を挙げたキビダンゴ(牡10、父ゴールデンフェザント)がいる。大井・三坂博厩舎所属で99年8月のデビュー戦(大井・ダート1000m)を快勝し、その後は大井・高橋三郎厩舎、大井・井上弘之厩舎に移籍。移籍2戦目となった00年東京王冠賞(南関東G1)で重賞初制覇を飾る。その後は勝ち星に恵まれず、03年に美浦・戸田博文厩舎に移籍。JRAでは障害戦にも出走するが勝ち星を挙げられず、2日の障害未勝利(競走中止)が最後のレースとなった。通算成績は33戦3勝(JRA6戦0勝)。アローウィナーは、ホワイトストーン(牡17、セントライト記念-G2)産駒で唯一の重賞勝ち馬となる。

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