9日、京都競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、武豊騎手騎乗の1番人気
ピカレスクコート(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が、3角で先頭に立つと直線後続を突き放し圧勝した。勝ちタイムは1分36秒1(稍重)。4馬身差の2着に中団から馬群を割って伸びた2番人気
ツルマルダンスオーが、さらに3馬身差の3着に2番手追走の5番人気
グッドエモーションが入った。
勝った
ピカレスクコートは、父ジェイドロバリー、母フジノタカコマチ(その父コリムスキー)という血統。全姉が99年阪神3歳牝馬S(G1)や、01年クイーンS(G3)など重賞4勝の
ヤマカツスズラン(牝7)で、甥に今年の
アンタレスS(G3)2着など現7勝の
サイレンスボーイ(牡5、栗東・石坂正厩舎、父マーベラスサンデー)がいる。
ピカレスクコートは、9月20日のデビュー戦(阪神・芝1600m)では
インプレッション(牡2、栗東・沖芳夫厩舎)から0.1秒差の3着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。