テスタマッタなど、根岸S最終追い切り速報/栗東トレセンニュース

2013年01月23日 18:00

テスタマッタ、CWで根岸Sの最終追い切り(撮影:井内利彰)

 2012年フェブラリーSの覇者、テスタマッタ(栗東・村山明厩舎)が調教時間前半の追い切り頭数が落ち着いた時間帯にCWコースに登場。単走で追い切られたが、坂路での最終追い切りが多い同馬なので、そのあたりを村山明調教師に質問してみると「坂路は雨の影響を受けて非常に重い状態。普段から坂路ではあまり時計の出ないタイプなので、馬場の重い坂路よりもCWを選びました」とのこと。

 向正面、2コーナーあたりにある入口から入ってキャンターを始めたが、6F標識を過ぎたあたりで、少し行きたがるような仕草。鞍上がなんとかなだめるような形で進められたが、3コーナーあたりでもまだその仕草は続いて、いよいよ直線へ。

 行きたがった分もあり、直線ではほぼ脚色がない状態。この馬らしいと言ってしまえば、それまでなのだが、6F85.9〜5F69.3〜4F54.3〜3F40.5〜1F14.0秒という時計は数字的に特筆する箇所はない。フェブラリーS時も追い切りは終い止まる形だったものの、レースでは結果が出た。ただ当時は順調に使われていただけに、追い切りの動きが同じでも、それまでの過程が違うというのが、正しい見方のように思う。

 ダノンカモン(栗東・池江泰寿厩舎)は朝一番のCWコースでミッキーリヒト、マナクーラとの3頭併せ。先週の追い切りに続き、W.ビュイック騎手が跨ったということもあってか、直線で最内からの反応は上々。1F12.3秒の伸びを見せており、入念に乗り込まれているからこそ見せる鋭い動きという印象を受けた。(取材・写真:井内利彰)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。