レッドルーラーが叩き合いを制してしぶとく2勝目を挙げた/梅花賞
26日、京都競馬場で梅花賞(3歳・500万・芝2400m)が7頭立てで行われ、レース序盤は最後方を追走していた川田将雅騎手騎乗の2番人気レッドルーラー(牡3、栗東・松田博資厩舎)が3〜4コーナーを利して徐々に前へと進出。直線向いては大外からしぶとく脚を伸ばして、中団追走からゴールまでよく伸びた5番人気ジャングルパサー(牡3、栗東・山内研二厩舎)との叩き合いを僅かに制し、最後はクビ差だけ抜けて優勝した。勝ちタイムは2分27秒0(良)。
さらに2馬身差の3着に、3番手追走から直線は内から脚を伸ばした3番人気ポップアップハート(牡3、美浦・小島茂之厩舎)が入った。なお、1番人気エーシンハクリュー(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)は後方追走から前との差を詰めるも直線は全く伸びきれず、離れた最下位7着に敗れている。
勝ったレッドルーラーは、父キングカメハメハ、母ガゼルロワイヤル、その父Garde Royaleという血統。12月8日の未勝利戦(中京・芝2000m)で初勝利を挙げたあと、前走福寿草特別では勝ち馬から0.1秒だけ遅れた4着(3番人気)。距離延長で迎えた今回は、その時の3着馬ジャングルパサーとの追い比べをゴール前でしぶとく制してみせて、通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆レッドルーラー(牡3)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・松田博資
父:キングカメハメハ
母:ガゼルロワイヤル
母父:Garde Royale
馬主:東京ホースレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:4戦2勝