和田竜二騎手騎乗のタマモベストプレイが抜け出して重賞初制覇
3日、京都競馬場でクラシックへ向けて西の登竜門・きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)が8頭立てで行われ、道中2番手を追走していた和田竜二騎手騎乗の6番人気タマモベストプレイ(牡3、栗東・南井克巳厩舎)が、直線に向いて残り200mで道中マイペースの逃げに持ち込んで粘り込みを図った5番人気マズルファイヤー(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)を捕らえて差し切り、最後はクビ差つけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒9(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、後方追走からゴール前で間を割って浮上した3番人気アドマイヤドバイ(牡3、栗東・橋田満厩舎)が入った。
なお、2番人気ラストインパクト(牡3、栗東・松田博資厩舎)は6着、1番人気リグヴェーダ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は最下位8着にそれぞれ見せ場なく敗れている。
勝ったタマモベストプレイは、父フジキセキ、母ホットプレイ、その父ノーザンテーストという血統。京都内回り1400mで新馬、500万下と連勝したあと、朝日杯FSの抽選除外を経て前走シンザン記念では3着。初距離1800mとなったここは2番手追走から、直線きっちり捌いてみせての重賞初勝利。通算3勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆タマモベストプレイ(牡3)
騎手:和田竜二
厩舎:栗東・南井克巳
父:フジキセキ
母:ホットプレイ
母父:ノーザンテースト
馬主:タマモ
生産者:信成牧場
通算成績:4戦3勝(重賞1勝)