ウキヨノカゼがゴール前の混戦を制して重賞初制覇/クイーンC

2013年02月09日 15:50

ウキヨノカゼが直線差し切って重賞初制覇!(撮影:下野雄規)

 9日、東京競馬場でデイリー杯クイーンC(3歳・牝・GIII・芝1600m)が行われ、道中は先行集団の一角5番手で運んでいたW.ビュイック騎手騎乗の4番人気ウキヨノカゼ(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)が直線向いて先頭に並び掛けると、逃げて粘り込みを狙う8番人気ジーニマジック(牝3、美浦・小笠倫弘厩舎)を残り100mで捕らえて先頭に立ち、中団後方からゴール前は一気の末脚で追い込んできた3番人気スイートサルサ(牝3、美浦・菊川正達厩舎)の猛追をクビ差だけ振り切って優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。

 さらにクビ差の3着は、連れて追い込んだ外の2番人気イリュミナンス(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)と、内で懸命に粘ったジーニマジックが同着となった。

 なお、道中後方3番手を進んでいた1番人気コレクターアイテム(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)は、伸び脚を欠いて9着に敗れている。

 勝ったウキヨノカゼは、父オンファイア、母アドマイヤダッシュ、その父フサイチコンコルドという血統。叔父のダノンカモンは、11年マイルCS南部杯2着など、ダート重賞で2着5回。

 11月4日の新馬戦(東京芝1600m)を制した直後の前走フェアリーSでは、ゴール前しぶとく伸びて勝ち馬クラウンロゼからアタマ差の2着と健闘。今回が初騎乗W.ビュイック騎手の絶妙な追い出しも見事に嵌って、嬉しい重賞初制覇。桜花賞戦線に向けて、存在感をアピールする勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
ウキヨノカゼ(牝3)
騎手:W.ビュイック
厩舎:美浦・菊沢隆徳
父:オンファイア
母:アドマイヤダッシュ
母父:フサイチコンコルド
馬主:國分純
生産者:ファニーフレンズファー
通算成績:3戦2勝(重賞1勝)

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