ダイヤモンドSジャガーメイルら、陣営インタビュー/美浦トレセンニュース

2013年02月13日 18:08

ダイヤモンドSジャガーメイル、「力を出せる」陣営も納得の仕上がり(撮影:佐々木祥恵)

 ダイヤモンドS(GIII・芝3400m)に出走予定のジャガーメイル(牡9・堀宣行厩舎)、ノーステア(セン5・鹿戸雄一厩舎)、ネコパンチ(牡7・星野忍厩舎)、サクセスパシュート(牡5・牧光二厩舎)、ケイアイドウソジン(牡7・田村康仁厩舎)について、陣営に取材した。

ジャガーメイルについて、堀宣行厩舎の橋本調教助手。
「香港から帰国後は、そのまま着地検疫でしたので美浦トレセンには入厩はしませんでしたが、さほど大きなダメージはなかったです。遠征帰りになりますが、これまで海外は4回行っていますし慣れていますからね。体が硬くなりやすい馬ですが、さほどゴツゴツはしていませんし、中間も大きな問題もなく順調に来ています。今日はいつも通り、半マイルからやりまして、3ハロンからペースアップして直線は仕掛けました。レース間隔はあきますが、動きも息遣いも良く、力を出せる仕上がりだと思います。斤量差は相当大きいですし、この馬自身、使われながらということもあるので、そのあたりがどう出るかですが、得意の府中コースですし、距離も問題なにので、恰好をつけてくれると思います。暮れの香港も頑張ってくれましたし、今回も頑張ってほしいですね」

ノーステアについて、鹿戸雄一調教師。
「前走の早春S(1600万・芝2400m・1着)は勝っている条件で、東京コースも走りますから、ある程度自信がありました。力通りの競馬をしてくれたと思います。中1週でメンバーも強くなりますが、体調も良いですし、中山を使うなら得意の東京の方が良いと思いましたので、挑戦することにしました。今日(2/13)は、坂路で予定通りの追い切りができました。中間もプールで調整し、先週末(日曜)には15ー15をやっていて、順調に来ています。新馬戦の頃は馬っけがあり、女の子を追いかけてばかりいてうるさかったので、オーナーと相談して去勢をしました。その後も、ズルいところがあって難しい馬でしたが、前走で上がり33秒台の脚を使ったように力もつけているようですし、一生懸命走るようになってきました。折り合いがつく馬で、掛かって走らない分、長い距離も大丈夫でしょう」

ネコパンチについて、星野忍調教師。
「前走のAJC杯(GII・芝2200m・12着)は、速い馬場でしたし、テンも速かったですからね。休み明けということもあって、息切れしてしまったようです。今日はウッドチップで追い切りました。雨が降ってて走りづらい馬場でしたが、動きは悪くなかったですよ。体に張りがあって毛ヅヤも良く、体調は良いと思います。まあ東京コースが悪いというわけではないですが、小回りの中山の方が良いような気もしますけどね。距離云々より、この馬に関しては自分のレースができるかどうかでしょう。逃げ馬のわりにはスタートが速くはないのですが、どの馬が来てもビシッと逃げる予定です(笑)」

サクセスパシュートについて、牧光二調教師。
「1週前にジョッキー(吉田隼人騎手)に乗ってもらいましたが、感触は良かったようです。今日(2/13)のウッドチップコースでの追い切り時計も、予定通りでした。調子も良いですし、長距離の適性もあると思います。ジョッキーも乗り慣れていますしね。途中、休養させたのも良かったのか、馬も良くなってきました。力をつけてきて充実している今、重賞でどこまでやれるかですね」

ケイアイドウソジンについて、田村康仁調教師。
「体は前走のステイヤーズS(GII・芝3600m・13着)よりも、大きくなっているように見えますが、元々、体を増やしたいと思っていましたし、重い感じもなく、仕上がっていると思います。スムーズに自分の競馬ができれば、それなりに走ってくれると思いますよ」(取材・写真:佐々木祥恵)

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