4コーナーでは後方にいたメイショウマンボが直線では鋭い末脚を発揮しての差し切り勝ち/こぶし賞
16日、京都競馬場で、こぶし賞(3歳・500万・芝1600m)が行われ、4コーナーではほぼ最後方の位置取りにいた武幸四郎騎手騎乗の2番人気メイショウマンボ(牝3、栗東・飯田明弘厩舎)が直線で馬場の大外へと持ち出されると一気の末脚を発揮。同じく後方待機策から、直線向いて先に追い込んだ7番人気ダイナミックガイ(牡3、栗東・目野哲也厩舎)らを残り50mでまとめて差し切り、最後は1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒2(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に、ゴール前で内からじわじわと脚を伸ばした4番人気サトノアビリティ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。
なお、1番人気ネオヴィクトリア(牝3、栗東・平田修厩舎)は7着、3番人気ワールンガ(牡3、栗東・池添兼雄厩舎)は8着にそれぞれ敗れている。
勝ったメイショウマンボは、父スズカマンボ、母メイショウモモカ、その父グラスワンダーという血統。11月25日の新馬戦(京都芝1400m)で一気の脚を見せて快勝し、前走は牝馬限定のOP特別・紅梅Sでもレッドオーヴァルの2着と健闘。自己条件に戻ったここは、内回りの短い直線で目の覚めるような豪脚を発揮して、通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆メイショウマンボ(牝3)
騎手:武幸四郎
厩舎:栗東・飯田明弘
父:スズカマンボ
母:メイショウモモカ
母父:グラスワンダー
馬主:松本好雄
生産者:高昭牧場
通算成績:4戦2勝