東京11Rのダイヤモンドステークス(4歳以上GIII・芝3400m)は、1番人気
アドマイヤラクティ(内田博幸騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分31秒9。2馬身半差の2着に4番人気
ジャガーメイルが、クビ差の3着に6番人気
メイショウカドマツがそれぞれ入線。
アドマイヤラクティは栗東・梅田智之厩舎の5歳牡馬で、父ハーツクライ、母アドマイヤテレサ(母の父エリシオ)。通算成績は18戦6勝となった。
レース後のコメント
1着
アドマイヤラクティ 内田博幸騎手
「乗りやすい馬で、いい脚を長く使えますし、根性を出して走ってくれます。外から他の馬たちが上がって行きましたが、ジッとしているわけにもいかないですし、動きすぎるのもダメなので、流れに乗って行きました。直線では手応えもありましたし、なるべく併せ馬のままで行きたかったのですが、馬が待ちきれずに残り1ハロンあたりで
ゴーサインとともに抜け出しました。これから楽しみな馬だと思います」
2着
ジャガーメイル F.
ベリー騎手
「スンナリ行けて、予定通りのレースができました。直線ではいったん前に追いつく形になりましたが、すぐに離されて、そこからもうひと伸びして2着を確保してくれました。いいレースができたと思います」
3着
メイショウカドマツ 武豊騎手
「いいレースをしてくれました。逃げる気はハナからありませんでしたが、これほど折り合いがつくとは思いませんでした。直線では一瞬やったかと思ったほどです。スタミナのある馬ですね」
4着
ノーステア W.ビュイック騎手
「もう少し前でレースをしたかったのですが、予定よりも後ろになってしまいました。直線でもヨレる形になってしまって……。並べば伸びる馬なんですが、並ぶところまで行けませんでした。もう少し前でレースができていれば、また違ったと思います」
5着
サクセスパシュート 吉田隼人騎手
「スタートもよく、折り合ってレースができました。2周目でペースが落ちたときにポジションを上げたかったのですが、動けませんでした。それでも直線ではよく伸びています」
6着
ファタモルガーナ 川島信二騎手
「ゲートで体勢がうまくなっていないときにゲートが開いて遅れてしまいました。道中も10月の東京戦のときと同じように勝負どころでの反応がいまひとつでした。休み明けの分もあると思いますから、次は変わると思います」
提供:ラジオNIKKEI