17日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1600m)は、二本柳壮騎手騎乗の3番人気アイオブザキング(牡2、美浦・鈴木康弘厩舎)が、中団追走から4角手前で徐々に進出をはじめ、直線で外に持ち出すと、先に抜け出した1番人気マイネルセネターを1.1/4馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分36秒6(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には8番人気アジャリが入った。
勝ったアイオブザキングは、父スペシャルウィーク、母ビクトリアウインク(その父ノーザンテースト)という血統で、3代母ビクトリアクラウンは82年エリザベス女王杯の勝ち馬。牝系はニッポーテイオー(父リイフォー、天皇賞・秋-G1)や、タレンティドガール(父リマンド、エリザベス女王杯-G1)、ダイワテキサス(牡11、父トロメオ、オールカマー-G2)などと同じオーハヤブサ系になる。スペシャルウィーク産駒は今年のJRA2歳戦10頭目の勝ち上がりとなった。