1番人気のリグヴェーダがゴール前で逃げ粘る5番人気ラブラバードを交わして2勝目を挙げた
2日、阪神競馬場でアルメリア賞(3歳・500万・芝1800m)が6頭立てで行われ、3コーナーでは5番手のインコースに控えた岩田康誠騎手騎乗の1番人気リグヴェーダ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)が、直線に向いて残り300mで馬群バラけたところを外から徐々に脚を伸ばしてくると、ゴール前で逃げ粘る5番人気ラブラバード(牡3、栗東・松田博資厩舎)を捕らえて交わし、1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒6(良)。
さらにクビ差の3着に、3番手追走から最後までしぶとく伸びた6番人気アドマイヤツヨシ(牡3、栗東・松田博資厩舎)が入った。
なお、3番人気サトノプレステージ(牡3、栗東・平田修厩舎)は5着、2番人気クロンブリオント(牡3、栗東・今野貞一厩舎)は6着にそれぞれ敗れている。
勝ったリグヴェーダは、父ディープインパクト、母ニキーヤ、その父Nureyevという血統。半兄ゴールドアリュールは、2003年フェブラリーSなどダートGI・4勝。12月24日の新馬(阪神芝1800m)を完勝し、前走きさらぎ賞では1番人気に推されるも9頭立ての8着に惨敗。今回は新馬勝ちと同じ舞台で岩田騎手、自己条件で道中は折り合いに専念する形で巻き返しに成功し、通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆リグヴェーダ(牡3)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・池江泰寿
父:ディープインパクト
母:ニキーヤ
母父:Nureyev
馬主:社台レースホース
生産者:追分ファーム
通算成績:3戦2勝