中山3Rのメイクデビュー中山(3歳新馬、ダート1800m)は10番人気ルー(杉原誠人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒1(稍重)。クビ差2着に5番人気プラントハンター、さらに1馬身3／4差で3着に2番人気スマートウインザーが入った。

ルーは美浦・大竹正博厩舎の3歳牡馬で、父ケイムホーム、母ブルーチャーム(母の父Kings Lake)。

〜レース後のコメント〜
1着　ルー(大竹正博調教師)
「勝気な馬で、その気持ちにまだ体がついていっていません。ですから調教も自然体が一番と思って鍛えてきました。今回の追い切りで初めてしっかりと追いました。こういう気性なので、直前まで1200mのレースを使うつもりでしたが、頭数が少なそうなのでこちらの1800mのレースを使いましたが、こんなにうまく行くとは…。これから芝も考えます」

3着　スマートウインザー(戸崎騎手)
「素直なレースをする馬ですが、まだ体も走り方もゆったりしていますから、1回使われて変わって来ると思います」

4着　ヴィルトグラーフ(田辺騎手)
「マズマズですね。緩い流れの中、いい位置でレースが出来ました。1回使ってもう少し前向きさが出てくるといいですね。まだレースが分かっていないようです」

7着　カレンミラコーリ(武豊騎手)
「能力はありそうですが、まだスッと反応出来ませんね」


中山6Rのメイクデビュー中山(3歳新馬、芝1600m)は2番人気ローズマンブリッジ(石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒6(良)。1馬身1／4差2着に4番人気トウケイワンダー、さらにアタマ差で3着に6番人気ティーブラウニーが入った。

ローズマンブリッジは美浦・加藤征弘厩舎の3歳牝馬で、父ディープインパクト、母サミットヴィル(母の父Grand Lodge)。

〜レース後のコメント〜
1着　ローズマンブリッジ(石橋脩騎手)
「返し馬でもいい感じでした。この大外枠でしたからそんなに出して行ったわけではありませんが、ある程度前のポジションを取りに行きました。4コーナーでは前の馬が外に膨れていたので、その外を回るのはロスがあると思い、一呼吸置いてから追い出しました。結果として、そこで待ったことが最後の伸びに繋がったと思います。しかし、それも馬に力があってこそ出来るわけで、いい馬に乗せてもらいました。今後が楽しみです」

2着　トウケイワンダー(和田騎手)
「道中は楽でした。しかし、この馬は右トモの送りが悪く、右の方へモタれてしまうのです。まっすぐ走らせようとして、そこで力を使ってしまいます。出来ればラチにつけて走らせたいです。力はある馬です」

3着　ティーブラウニー(ブノワ騎手)
「スピードが乗ってからはすごくいいアクションで走っていました。ただ最後、外から来られた時に踏ん張り切れませんでした。次は頑張れると思います」

提供:ラジオNIKKEI