マイネイサベルが差し切り勝ち、重賞3勝目を挙げる/中山牝馬S

2013年03月10日 18:00

松岡正海騎手騎乗のマイネイサベルが最後の直線で持ち前の瞬発力を発揮して差し切り勝ち(撮影:下野雄規)

 10日、中山競馬場で中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)が行われ、道中中団に待機していた松岡正海騎手騎乗の6番人気マイネイサベル(牝5、美浦・水野貴広厩舎)が4コーナーで各馬がごった返す中で楽な手応えで回って最後の直線へ。2番手追走から先に抜け出しを図った2番人気スマートシルエット(牝6、栗東・大久保龍志厩舎)と、3〜4コーナーで一気に動いてこれに追いすがった1番人気オールザットジャズ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)に、残り100mで外から並んで差し切り、最後は3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。

 続くスマートシルエットとオールザットジャズの2・3着争いは、スマートシルエットがクビ差凌ぎ切って先着した。

 勝ったマイネイサベルは、父テレグノシス、母マイネレジーナ、その父サンデーサイレンスという血統。昨秋の府中牝馬Sでは、レインボーダリア・ドナウブルーを差し切って久々の重賞勝ちを収め、エリザベス女王杯でも0.6秒差の7着と健闘。今年の始動戦に選択したここは、4コーナーでも周囲の動き出しを待つ着差以上に余裕のある勝利で全4勝中実に3勝目となる重賞制覇を決めた。

【勝ち馬プロフィール】
◆マイネイサベル(牝5)
騎手:松岡正海
厩舎:美浦・水野貴広
父:テレグノシス
母:マイネレジーナ
母父:サンデーサイレンス
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:高橋修
通算成績:16戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年府中牝馬S(GII)

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