混戦の牝馬クラシック路線に新星が誕生した。3番人気のキングカメハメハ産駒
ティアーモ(栗東・藤岡健)がデビュー戦に続く逃げ切りで無傷の2連勝を決めた。ダッシュ良く先手を奪うと、前半5F通過が60秒8とマイペースで運んで直線へ。大外から強襲した1番人気の
ディープサウス(2着)が視界に入ると二枚腰を発揮し、盛り返すように半馬身差でゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分48秒0。さらに1馬身差の3着には2番人気の
オーキッドレイが入った。
藤岡佑は「走るたびに良くなっている。体は減っていたが、きっちり結果を出してくれた」と今後の活躍を楽しみにしていた。
提供:デイリースポーツ