29日、名古屋競馬場で行われたゴールドウイング賞(2歳、ダート1600m・1着賞金300万円)は、宇都英樹騎手騎乗の2番人気キミガヨオー(牡2、愛知・斉藤弘光厩舎)が、先に抜け出した1番人気ミラージェネスを1馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分44秒4(良)。さらに3馬身差の3着にはヤングジャパンが入った。
勝ったキミガヨオーは、父ヤマニンゼファー、母エレガントロッチ(その父ゴールドウェイ)という血統で、近親にはウイニングチケット(牡14、父トニービン、日本ダービー-G1)、ロイヤルタッチ(牡11、父サンデーサイレンス、きさらぎ賞-G3)がいる。8月27日のデビュー戦(名古屋・ダート800m)を制し、デビューから4連勝で重賞初制覇となった。通算成績4戦4勝(重賞1勝)。同レースの勝ち馬には、88年オグリキャップ、93年オグリローマン、94年ライデンリーダーなど東海地区の名馬が名を連ねている。