タマモベストプレイが皐月賞に向けて1週前追い切り(撮影:井内利彰)
和田竜二騎手が跨って、CWコースでの追い切りを行ったタマモベストプレイ(栗東・南井克巳厩舎)。ダイコウキ、メイショウイッシンの2頭を前に見ながら、2秒近く後方から追いかける形で、6F標識を通過した。
前が速いラップで引っ張ったこともあり、その差はなかなか縮まらなかったが、4コーナーでは2頭の外へ出す形。直線に向く際の加速力はさすがといった感じで、直線は並びかけると、あとは突き放して先着。2回目のハロー明けで時計が出る馬場状態ではあったが、6F79.4〜5F65.8〜4F51.9〜3F38.1〜1F12.4秒は優秀な時計。
きさらぎ賞1着時の1週前追い切りでもCWコースを使っていたが、当時よりも時計は断然速い。これだけ強い攻めをできることが、状態の良さを示している。(取材・撮影:井内利彰)