BCフィリーアンドメアターフ、ウィジャボードが制す

2004年10月31日 05:09

 現地時間30日、米・ローンスターパーク競馬場で行われたブリーダーズCフィリーアンドメアターフ(3歳上牝、米G1・芝11f)は、圧倒的1番人気(単勝1.9倍)に支持されたK.ファロン騎手騎乗のウィジャボード Ouija Board(牝3、英・E.ダンロップ厩舎)が中団追走から直線外に持ち出して抜け出し、2着フィルムメイカー Film Makerに1.1/2馬身差をつけ快勝。勝ちタイムは2分18秒25(良)。さらにクビ差の3着にはグラスワンダーの全妹ワンダーアゲイン Wonder Againが入った。2番人気に支持されたライトジグ Light jigは7着と敗れている。

 ウィジャボードは、父がロッキンジS(英G1)を勝ったマイラー Cape Cross(その父Green Desert)、母がSelection Board(その父Welsh Pageant)という血統。デビュー2戦目で勝ち上がったウイジャボードは、続く準重賞で3着。今年は、準重賞を圧勝して臨んだ英オークス(英G1)でも7馬身差をつけて圧勝。続く愛オークス(愛G1)も制し、史上10頭目となる英愛オークス制覇を達成した。前走、2ヵ月半ぶりの出走となった凱旋門賞(仏G1)では、バゴ Bagoの3着だった。通算成績は8戦5勝(うち重賞3勝)。

 騎乗したK.ファロン騎手は、昨年のイズリングトン Islington(父Sadler's Wells)に続く同レース連覇で2勝目。管理するE.ダンロップ調教師は初制覇。

 ウィジャボードは、11月28日のジャパンC(G1)に外国馬として選出されている(エリザベス女王杯-G1は選出されるも辞退)。

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