31日、京都競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1600m)は、小林徹弥騎手騎乗の9番人気シアトルロッコ(牝2、栗東・土門一美厩舎)が、好スタートから先頭に立つと好位追走からゴール前強襲した4番人気イヤダイヤダの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分37秒0(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には外から伸びた8番人気ウォーターヘンリーが入った。
勝ったシアトルロッコは、父ブロッコ、母ロトフェアリー(その父ダイナガリバー)という血統。父のブロッコ(牡13、父Kris S.)は93年BCジュヴェナイル、サンタアニタダービー(共に米G1)など米8戦4勝で種牡馬入りし、00年から日本で供用されている。産駒にはジョスル Jostle(CCAオークス-米G1)などがおり、日本では日本海ダービーなど地方重賞4勝のセンジュチカラ(牡3、金沢・南一吉厩舎)がいる。なお、ブロッコ産駒は今年のJRA2歳戦では初勝利。