ヴィクトリアマイルに向け坂路調教を開始したヴィルシーナ(撮影:井内利彰)
先週は20頭の2歳馬が入厩。すでに話題になっているところでは、橋口弘次郎厩舎の2頭。おじにタッチミーノットがいる、母タッチザピーク、母が2000年エリザベス女王杯など、G1で3勝を挙げている、母ファレノプシスが、4月17日に入厩している。
今日取り上げたのは、春のG1を目指す古馬。2013年の初戦、大阪杯では6着に敗れてしまったヴィルシーナ(栗東・友道康夫厩舎)だが、前走後はいつも通り、ノーザンFしがらき(滋賀県)へ放牧に出されており、4月17日に帰厩した。
戻ってきてからの様子を調教に跨る安田晋司調教助手に聞いてみると「今回は18キロから20キロくらい馬体が増えて帰ってきました。トレセンでは飼葉食いの細い馬なので、馬体が増えているのはいいことだと思います」とのこと。
今朝の坂路馬場でのキャンターでは4F63.6〜1F14.8秒とラスト1Fが15秒を切るラップになったが「手前を替えたらグンと伸びて。気持ちも乗っていますね」と同調教助手。本番、ヴィクトリアマイル(5月12日・東京芝1600m)へ向けて、頼もしい状態での帰厩であることは間違いない。
なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
4月17日
ヴィジャイ
ヴィルシーナ
オレニホレルナヨ
ディープウェーブ
ドナウブルー
バンデ
ビキニブロンド
レネットグルーヴ
4月18日
オーシャンビーナス
クリアンサス
サトノサウザー
ダローネガ
4月19日
アルディエス
インパクトゲーム
サトノトレジャー
ダートムーア
テスタマッタ
ラトーナ
母ジンジャーパンチ
4月20日
アドマイヤコマンド
ストームジャガー
スミデロキャニオン
センティナリー
ハワイアンウインド