トウショウアタック、豪快に差し切り

2004年11月06日 10:32

 6日、東京競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1400m)は、郷原洋司騎手騎乗の1番人気トウショウアタック(牡2、美浦・保田一隆厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、好位追走から早めに抜け出した2番人気ローズバレッタを1/2馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分24秒2(良)。さらに1/2馬身差の3着には8番人気ニュースブレイクが入った。

 勝ったトウショウアタックは、父トワイニング、母ミッドナイトオアシス(その父Java Gold)という血統で、近親にかきつばた記念、とちぎマロニエC(共に交流G3)などを制したビワシンセイキ(牡6、父フォーティナイナー)がいる。トワイニング産駒は今年のJRA2歳戦4頭目の勝ち上がり。

 東京4R・2歳新馬(芝1600m)は、武士沢友治騎手騎乗の6番人気ブライティアベスト(牝2、美浦・菅原泰夫厩舎)が、好位追走から直線半ばで先頭に立つと、3番人気ヒカルヨコスカに1.3/4差をつけて優勝。勝ちタイムは1分38秒5秒(良)。さらにクビ差の3着には9番人気キープザフェイスが入った。1番人気に推されたマイネコンテッサはスタートで出遅れ、直線追い上げるも5着に敗退している。

 勝ったブライティアベストは、父ラストタイクーン、母メローブライティア(その父Fools Holme)という血統。牝系はBurden of Proof(牡12、父Fairy King、愛インタナショナルS-愛G2)、Carib Lady(牝5、父Sadler's Wells、ギャロレットH-米G3)などと同じ一族になる。ラストタイクーン産駒は、今年のJRA2歳戦初勝利。

 福島2R・2歳新馬(芝1200m)は、石橋脩騎手騎乗の2番人気ストーミングパワー(牡2、美浦・松山康久厩舎)が、中団待機から直線で外に持ち出すと、好スタートから逃げた1番人気サヨナラゲームをクビ差し切って快勝した。勝ちタイムは1分11秒3秒(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には3番人気ダイヤモンドプラドが入った。

 勝ったストーミングパワーは、父Stormin Fever(その父Storm Cat)、母Pentium Power(その父Pentelicus)という血統で、近親には94年BCスプリント(米G1)を制したチェロキーラン Cherokee Run(牡14、父Runaway Groom)がいる。父はフライングチルダーズS(英G2)、スポートペイジH(米G3)などを制し、種牡馬としてはハーウィックフォールズ Howick Falls(牡3、フライングチルダーズS-英G2)などを輩出している。Stormin Fever産駒はJRA初勝利。

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