テイエムハリアー、逃げ切り鮮やか重賞3勝目/京都ハイジャンプ

2013年05月25日 14:20

テイエムハリアーが楽々と押し切り。障害重賞3勝目を挙げた

 25日、京都競馬場で京都ハイジャンプ(4歳上、J.GII・障害3930m)が行われ、好スタートから先手を奪った熊沢重文騎手騎乗の1番人気テイエムハリアー(牡7、栗東・五十嵐忠男厩舎)が、道中順調に障害飛越をクリアして最終コーナーで後続に大きなリードをつけて直線に向くとそのまま悠々と押し切り、序盤の後方待機策からゴール前で追い込んだ9番人気ハイローラー(牡7、栗東・木原一良厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分23秒5(良)。

 さらに1.1/4馬身差の3着に、直線に向いてしぶとく脚を伸ばした7番人気ハードダダンダン(牡6、栗東・西橋豊治厩舎)が入った。

 なお、2番人気ルールプロスパー(牡8、栗東・北出成人厩舎)は5着、3番人気モズハリケーン(牡5、栗東・南井克巳厩舎)は10着に敗れ、5番人気タニノハービービー(牡4、美浦・小桧山悟厩舎)と、12番人気シャローム(牡8、栗東・安達昭夫厩舎)はレース途中で落馬し、競走を中止している。

 勝ったテイエムハリアーは、父ニューイングランド、母フェリアード、その父ステートリードンという血統。前走の阪神スプリングジャンプではレース序盤での落馬に終わったが、今日はそのうっぷんを晴らす見事な逃げ切りを披露し、3度目の障害重賞V。2010年の障害転向後9勝目、通算では10勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆テイエムハリアー(牡7)
騎手:熊沢重文
厩舎:栗東・五十嵐忠男
父:ニューイングランド
母:フェリアード
母父:ステートリードン
馬主:竹園正繼
生産者:タニグチ牧場
通算成績:34勝10勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年阪神ジャンプS(J-GIII)

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