勝ち気な性格の馬だが、放牧明けらしくリラックスできている。1週前の追い切りでも、燃える面を見せることなく、人馬折り合いはピタリ。終始手綱が動くことなく、単走で67.4-53.1-39.6秒をマーク。牧場でも乗り込まれていただけあって、動きに全く重め感はなく、万全に近い仕上がりと言っていい。この夏は札幌に遠征して、強敵相手に1、2着。横山典弘騎手の好騎乗もあったが、この馬自身も確実に力をつけている。もともとが左回りの東京向き。条件ベストと思える芝1400m戦なら、2ヶ月ぶりでも好勝負間違いなしだ。