12日、87年BCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)を制しエクリプス賞2歳牝馬に輝いたエピトム Epitome(牝19、父Summing)が、米・ケンタッキー州エルムウッドファームで動脈破裂のため死亡した。
エピトムは、父Summing、母Honest and True(その父Mr.Leader)という血統で、半妹にクリスタルC(G3)2着のタイトゥルー(牝15、父Danzig)が、叔父には種牡馬Green Forest(父Shecky Greene、ムーランドロンシャン賞-仏G1)がいる。勝ち上がりまでに5戦を要したものの、続くアルキビアデスH(米G2)で2着と好走。BCジュヴェナイルフィリーズでは6番人気と人気薄だったものの、Jeanne Jonesとの叩き合いをハナ差制し、初G1制覇を飾った。翌年のBCディスタフ(米G1)では7着と敗れ、続くフォールズシティH(米G3)2着を最後に引退した。通算成績14戦5勝。
繁殖牝馬としては、UAEダービー(首G2)、スーパーダービー(米G2)などを制したエッセンスオブドバイ Essence of Dubai(牡5、父Pulpit)などを輩出していた。