坂路でのキャンターを開始したゴールドシップ(撮影:井内利彰)
天皇賞春5着後、吉澤ステーブルWEST(滋賀県)に放牧へ出されていた、ゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎)が、5月23日に栗東へ帰厩。翌々日から、坂路でのキャンターを開始しており、今朝28日も元気に駆け上がった。
時計は4F63.8〜3F46.2〜2F30.4〜1F15.2秒といつもと変わりない感じ。画像にも映っているように、舌を出しているが、これは好調のサインとも言えるので、前走のダメージを払拭して、この中間はうまくリフレッシュできたのではないだろうか。
先週、日本ダービーが終わって、今週から新馬戦がスタート。POGもいよいよ大詰めといったところだが、5月22日にノーザンファームしがらき(滋賀県)から栗東へ入厩した、母シーズオールエルティッシュ(栗東・音無秀孝厩舎)はファンの間でも、注目を集める1頭ではないだろうか。
全兄アドマイヤオウジャは新馬、万両賞と連勝しているが、その馬体重は454キロ(デビュー時)。それと比較して、妹は「470キロくらいあるかな」と音無秀孝調教師。「体型的にはマイルかな」と同師だが、今週にはゲート試験を受けることもできそうとのこと。
同師は「ゲートに合格しなければ、予定を立てることはできませんが、順調なら、3回中京でデビューすることも視野に入れています」ということなので、早々にも厩舎の期待馬がデビューすることになりそう。
なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
5月21日
アドマイヤドバイ
アメリ
シルヴァーノ
ヒーロー
5月22日
タイムアラウド
母シーズオールエルティッシュ
5月23日
アドマイヤクーガー
キラウエア
コラーゲン
ホットバタードラム
ラトルスネーク
母ココシュニック
母スカーレットレディ
5月24日
エクセルサス
シュプリームギフト
スリーサンローズ
トーセンリュー
ユニバーサルキング
ラルシュドール
ルナリア
5月25日
アドマイヤマリリン
ブロードソード
母タンザナイト