21日、名古屋競馬場で第3回名古屋でら馬スプリント(3歳上・ダ800m・1着賞金250万円)が行われ、スタートダッシュを決めて道中2番手を追走した浜口楠彦騎手騎乗で圧倒的な1番人気ラブミーチャン(牝6、笠松・柳江仁厩舎)が4コーナーで先頭に並びかけるとそのまま抜け出し、3番手追走から直線で脚を伸ばした3番人気マコトカリバーン(牡5、愛知・角田輝也厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは46秒8(不良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、逃げて粘った6番人気バトルマグマ(牡4、愛知・藤ヶ崎一人厩舎)が入った。なお、2番人気シンゼンユメノスケ(牡4、愛知・井手上慎一厩舎)は4着。
勝ったラブミーチャンは、父サウスヴィグラス、母ダッシングハニー、その父アサティスという血統。前走の東京スプリントで交流重賞4勝目を飾り、3連覇を目指して挑んだこのレースは浜口楠彦騎手との名コンビが復活。レースでは、好発を決めると終始主導権を握って進めて4コーナー手前で早々と抜け出し、単勝1.0倍の圧倒的な支持に応えて2011年の創設以来負け知らずの3連覇を難なく達成。通算16勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ラブミーチャン(牝6)
騎手:浜口楠彦
厩舎:笠松・柳江仁
父:サウスヴィグラス
母:ダッシングハニー
母父:アサティス
馬主:小林祥晃
生産者:グランド牧場
通算成績:32戦16勝(JRA3戦1勝、重賞15勝)
主な勝ち鞍:2009年全日本2歳優駿(川崎-GI)