27日、京都競馬場で行われた5R・2歳新馬(ダート1400m)は、本田優騎手騎乗の2番人気トシザヘネシー(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、先に抜け出した7番人気ビートカイザーをハナ差し切って優勝した。勝ちタイムは1分26秒2(良)。さらにクビ差の3着には4番人気シルクパスワードが入り、圧倒的1番人気(単勝180円)に支持されたロードマジェスティは直線失速し、6着に敗れた。なお、キラークイーンは出走を取り消している。
勝ったトシザヘネシーは、父が新種牡馬ヘネシー、母が96年根岸S(G3)を制したヤングエブロス(その父エブロス)という血統で、叔父に02年グランシャリオC(交流G3)を制したマイネルディバイン(牡5、栗東・坪憲章厩舎、父ジョリーズヘイロー)がいる。ヘネシー産駒は今年のJRA2歳戦6頭目の勝ち上がりとなった。