早め先頭の積極的な競馬で3番人気のニシノイナズマ(牡、父スウェプトオーヴァーボード、美浦・松山将)が、1分10秒7のタイムで快勝。2番手追走から4角で先手を奪った11番人気ボンジュールカンナをかわし、脚色が鈍ることなくゴールまで駆け抜けた。3馬身半差の2着は好位を進んだ6番人気のミサイル、さらに半馬身差の3着には2番人気のペガサスジュニアが入った。なお、後方から運んだ1番人気のトゥインクリングは直線でも目立つ脚を使えずに7着に終わった。
「新馬戦からこんなに器用な競馬ができる馬はあまりいないよ」と内田博はセンスの良さにうなる。松山将師も手応えをつかんだ様子で「まだビッシリやっていないのにね」と、さらなる飛躍に自信を見せていた。
提供:デイリースポーツ