いい状態でレースに出られそうなファイナルフォーム(撮影:佐々木祥恵)
7月21日(日)に中京競馬場で行われる中京記念(GIII・3歳以上OP・ハンデ・芝1600m)に出走予定の
ファイナルフォーム(牡4・堀宣行厩舎)と
テイエムオオタカ(牡5・石栗龍彦厩舎)の1週前情報。
ファイナルフォームについて、堀宣行厩舎の橋本調教助手。
「前走の
エプソムC(GIII・芝1800m)は、道中行きたがってはいましたが、うまく立ち回ってくれました。内を通った馬が有利な条件の中、外を回った中では頑張ってくれていたと思います。レース後は短期放牧に出ましました。帰厩後は、この暑さと大型馬ということもあり、調教はセーブ気味にやっています。ただセーブしている分、フレッシュさを保っていますから、いい状態でレースに向かえると思います」
テイエムオオタカについて、石栗龍彦調教師。
「前走の函館スプリントS(GIII・3歳以上OP・芝1200m)は9着でしたが、1200mは短距離のスペシャリストが出走してくるので、その中ではちょっと厳しいのかなという印象ですね。今回は1600mですが、過去にアーリントンC(GIII・3歳OP)で3着になっていますし、2歳時には1800mで勝っていますから、こなせると思います。今週は坂路で馬也で50.6を出しています。調子は引き続き良いですし、やれば動く馬ですからね。何とか重賞を勝たせてあげたいと思っています」
なお同レースを目標に調整されていた
サクラクローバー(牝6・田島俊明厩舎)は、脚部不安のため回避。7月10日(水)に放牧に出た。(取材・写真:佐々木祥恵)