イーグルカフェ、種牡馬入り

2004年12月01日 11:58

 11月28日に行われたジャパンCダート(G1・ダート2100m)で10着に敗れたイーグルカフェ(牡7、美浦・小島太厩舎)が、当初の予定通り来春から種牡馬入りすることになった。繋養先は門別・サラブレッドブリーダーズクラブで、3日に出発する。

 イーグルカフェは、父Gulch、母Net Dancer(その父Nureyev)という血統で、全兄には京成盃グランドマイラーズなど地方重賞4勝を挙げているハセノガルチ(牡10、川崎・村田六郎厩舎)が、半姉にはレット Let(父A.P.Indy、チャーチルダウンズディスタフH-米G2)がいる。牝系は、アラジ(ブリーダーズCジュヴェナイル-米G1)など多くの活躍馬が出ている名門のライン。

 99年11月にデビュー。2戦続けてダートで惜敗したが、芝に替わった3戦目で初勝利を挙げた。重賞初挑戦となった翌年の京成杯(G3)で9番人気ながら2着と好走すると、共同通信杯4歳S(G3)で重賞初制覇。ニュージーランドT4歳S(G2)7着後に臨んだNHKマイルC(G1)で初G1タイトルを手に入れた。その後は芝・ダートを共に使われ、武蔵野S(G3)2着、京成杯オータムH(G3)3着など好走はするが、長く勝ち星から遠ざかっていた。しかし、02年の七夕賞(G3)で約2年ぶりの重賞勝利を成し得ると、同年にはフランスへ遠征し、ドーラル賞(仏G2・芝1950m)で3着と健闘。続くジャパンCダート(G1)では、アドマイヤドン、ゴールドアリュールらを破る見事な勝利で、芝・ダートのG1勝ちを収めた。通算成績46戦5勝(重賞4勝、海外2戦0勝、地方1戦0勝)。

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