ブロードブラッシュ、種牡馬引退

2004年12月02日 13:38

 2日、米国・ケンタッキー州ゲインズウェイ・ファームに繋養されている種牡馬ブロードブラッシュ Broad Brush(牡21、父Ack Ack)が、種牡馬を引退することが分かった。

 昨年秋に球節の関節炎を起こして手術を行い、一旦は状態を持ち直していたものの、今年5月に再び馬が脚を気にする素振りを見せたため、現在は牧場で休養中だった。種付けは今年26頭の牝馬と済ませており、来春誕生する産駒がラストクロップとなる。

 Broad Brushは父Ack Ack、母Hay Patcher(その父Hoist the Flag)という血統。現役時代はウッドメモリアルS(米G1・ダート9f)、サンタアニタH(米G1・ダート10f)など27戦14勝の成績を残し種牡馬入り。Concern(BCクラシック-米G1)、ノボトゥルー(フェブラリーS-G1)、ブロードアピール(根岸S-G3)など米国、日本を中心に多くの活躍馬を送り出し、1994年には北米でリーディングサイアーに輝いた。後継種牡馬として期待されるConcernの産駒にはJRAで3勝したナイストウキョウ(牡6)がいる。

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