4日、中山競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1800m)は、後藤浩輝騎手騎乗の2番人気ナイキバリアント(牡2、美浦・古賀史生厩舎)が、3角手前で早めに先頭に立つと、外に持ち出した1番人気モアザンベストに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分58秒3(良)。さらに5馬身差の3着には9番人気サンタマリアシチーが入った。
勝ったナイキバリアントは、父が新種牡馬Stephen Got Even(その父A.P.Indy、ドンH-米G1)、母Mystical Tricks(その父Zen)という血統。12月4日現在、同産駒はJRAに2頭登録されており、本馬がJRA初出走で初勝利となった。
5R・2歳新馬(芝1200m)は、後藤浩輝騎手騎乗の3番人気アミリス(牝2、美浦・鈴木康弘厩舎)が好スタートから先頭に立つと、直線外から追い込んだ4番人気イットーフレンチの追撃をクビ差凌ぎ切り優勝した。勝ちタイムは1分09秒6(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に先行した5番人気ソリッドラヴが入った。
勝ったアミリスは、父が新種牡馬フレンチデピュティ、母ミスティーグリーン(その父トウショウボーイ)という血統。半兄に現1勝ロケットブースター(牡4、美浦・尾形充弘厩舎、父ラムタラ)、従兄に02年新潟2歳S(G3)2着など現2勝ヨシサイバーダイン(牡4、美浦・嶋田潤厩舎、父サッカーボーイ)がいる。フレンチデピュティ産駒は函館2歳S(G3)を勝ったアンブロワーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)を筆頭に、JRA・2歳戦17頭目の勝ち上がり。