5日、中山競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1800m)は、 蛯名正義騎手騎乗の4番人気ダンスインザモア(牡2、美浦・相沢郁厩舎)が、中団追走から早めに抜け出し、快勝。勝ちタイムは1分51秒2(重)。2馬身差の2着には直線外に持ち出して追い込んだ、ハイアーゲームの全弟で1番人気に推されたアサクサキンメダルが入り、さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気エーピーソリッドが入った。
勝ったダンスインザモアは、父ダンスインザダーク、母スーパーリヴリア(その父リヴリア)という血統。ダンスインザダーク産駒は、10月17日のサフラン賞(2歳500万下)を勝ち、ファンタジーS(G3)で3着となったリヴァプールを筆頭に、今年のJRA2歳戦9頭目の勝ち上がりとなった。
中山4R・2歳新馬(ダート1200m)は、北村宏司騎手騎乗の2番人気シンボリドジャース(牡2、美浦・畠山吉宏厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、先に抜け出していた5番人気サクラレイリを1.3/4馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分12秒4(不良)。さらに1.1/4馬身差の3着には1番人気のランフォーウィンが入った。
勝ったシンボリドジャースは、父アフリート、母ピースフルロッジ(その父Grand Lodge)という血統。アフリート産駒は11月24日の兵庫ジュニアグランプリ(交流G3)を制したプライドキム(牡2、栗東・池添兼雄厩舎)、小倉2歳S(G3)2着のケイアイフウジン(牡2、栗東・松元省一厩舎)に続き、今年のJRA2歳戦3頭目の勝ち上がり。