来月4日(日)小倉競馬場で行われる第49回小倉記念(GIII)に登録をしているマイネルラクリマ(牡5 美浦・上原博之厩舎)について、追い切り後の上原博之調教師のコメントは以下の通り。
(前走の七夕賞について)
「状態が良く、福島で勝っているコースなので、自信を持って送り出せました。快勝してくれて良かったです。具合が良かっただけに柴田ジョッキーも抑えるのに苦労するようなところもありましたが、すっと早目に自分のペースで先頭に立って押し切ってくれたので、良い印象のレースでした。」
(ここまでの調整具合について)
「レース後は、小倉記念を目標にしましたので、それに合わせて上手く調整できたと思います。(輸送に関して)長距離なので、当該週の輸送で何かあったら嫌だなと思い、前の週に移動させてもらいました。小倉に移動する前に、美浦である程度しっかりした追い切りを予定通りしましたので、小倉に着いたら馬体の調整と体調維持を目標にしました。」
(今回のレースについて)
「コースの幅と高低差が違うくらいで、競馬場の形態は(福島に)似ていますので、ラクリマにも向いているコースではないでしょうか。今回は小倉が初めてということと、小倉巧者の馬が何頭もいるので、その馬たちの動向を探りながら、そして馬の状態を見ながらレースを進めてもらおうかと思っています。58キロは、得意の福島で目立つ勝ち方をしたので、想定内でした。それに応えられるレースをしてほしいです。前のレースを勝たせてもらっているので、ここでもう一つ勝って(サマー2000シリーズチャンピオンの)権利を取れればいいなと思っています。」
(取材:米田元気)
提供:ラジオNIKKEI