3連勝で関東オークスを制したアムールポエジーは栗東坂路を単走。しまい重点に脚を伸ばし、仕掛けられると4F54秒3-38秒9-12秒2を記録した。鋭い動きに、野中師は「先週の時点で仕上がっているのでけさは感触を確かめた程度。反応は良かったし理想的な調整ができた」。1週前には栗東CWでハードに追われて6F79秒7。併せ馬で追走先着を果たししっかり負荷をかけた。中6週と少しレース間隔はあいたが、連勝中の勢いはキープしている。
今度は強豪牡馬が相手に。だが、指揮官に気負いは見られない。「厳しい展開になった時にどうか。先を見据えれば、もまれる形になっても我慢をしてほしいね。普通に競馬をすれば絶対に能力は足りるから」。相手うんぬんではなく、自分との戦い。激流を耐えて、さらなる進化を遂げる。
ジャパンダートダービー3着のケイアイレオーネは栗東坂路で一杯に追われ、4F52秒5-37秒4-12秒4。併せたトシザマキ(6歳オープン)に先着した。「いい動きでしたね。以前に比べて調教でも動けるようになってきたのは、力をつけている証拠でしょう。暑さにこたえている様子もありません。今後のためにも賞金を加算しておきたいですね」と西浦師は好走を期待していた。
提供:デイリースポーツ